家族の役割

子ども(こども)さんがひきこもってしまったら、家族(かぞく)はどうしてそうなったのか分から(わから)ず、長い間(ながいあいだ)悩ん(なやん)できたと思い(とおもい)ます。しかし、その原因(げんいん)を過去(かこ)に探し(さがし)だそうとしたり、自分(じぶん)に責任(せきにん)があるのだと後悔(こうかい)したりしても、良い(よい)解決(かいけつ)は見つかり(みつかり)ません。ひきこもりになる原因(げんいん)には、複雑(ふくざつ)な多く(おおく)の要因(よういん)が絡み合う(からみあう)ことで、生じる(しょうじる)ものなのです。ひきこもりの問題(もんだい)を抱え(かかえ)ている家庭(かてい)に、特別(とくべつ)な原因(げんいん)があるというわけではありません。ひきこもりとは、どの家庭(かてい)においても起こる(おこる)可能性(かのうせい)がある問題(もんだい)で、社会(しゃかい)問題(もんだい)として扱わ(あつかわ)れています。過去(かこ)に原因(げんいん)を探る(さぐる)よりも、これからの未来(みらい)どうしたら良い(よい)のかに目(め)を向ける(むける)ことが大切(たいせつ)です。ひきこもっている本人(ほんにん)にとって、身近(みぢか)な家族(かぞく)だけが、コミュニケーションをとることができる唯一(ゆいいつ)の存在(そんざい)であることが多く(おおく)、家族(かぞく)が果たす(はたす)役割(やくわり)はとても大きな(おおきな)ものとなります。しかし、本人(ほんにん)のことで悩み続け(なやみつづけ)ていると、心(こころ)も体(からだ)も疲れ(つかれ)てしまい、社会(しゃかい)から孤立(こりつ)してしまう可能性(かのうせい)があります。支える(ささえる)側(がわ)がそんな状態(じょうたい)では、とても大変(たいへん)で耐え(たえ)られないことだと思い(とおもい)ます。家族(かぞく)全体(ぜんたい)に強い(つよい)緊張(きんちょう)状態(じょうたい)が続い(つづい)ていたら、本人(ほんにん)も家族(かぞく)もさらにストレスがたまってしまいます。本人(ほんにん)が落ち着く(おちつく)ことができる環境(かんきょう)にするためには、家族(かぞく)のそれぞれが自分自身(じぶんじしん)の生活(せいかつ)を楽しん(たのしん)で、ゆとりのある心(こころ)をもてることが大切(たいせつ)なのです。本人(ほんにん)が辛い(からい)思い(おもい)をしている時(とき)に、自分(じぶん)だけ楽しむ(たのしむ)なんて申し訳ない(もうしわけない)、と思う(とおもう)方(ほう)もいるでしょう。しかし、家族(かぞく)が疲れ果て(つかれはて)て、社会(しゃかい)と接点(せってん)をもたなくなると、家庭内(かていない)が重々しい(おもおもしい)空気(くうき)に包まれ(つつまれ)てしまいます。まずは、家族(かぞく)みんなが外(そと)へ積極的(せっきょくてき)に出る(でる)ようにし、毎日(まいにち)の生活(せいかつ)を楽しん(たのしん)でみましょう。家庭内(かていない)の重たい(おもたい)雰囲気(ふんいき)が和らぐ(やわらぐ)ことによって、解決(かいけつ)のきっかけとなるかもしれません。

ひきこもり

子どもさんがひきこもってしまったら、家族はどうしてそうなったのか分からず、長い間悩んできたと思います。

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